Oscar D. Andrade: The macro-structure of use of help
タイトル
The macro-structure of use of help
ソース
ページ
143-150
年
2009
ISBN
978-1-60558-559-8
著者
概要
Users of help systems often complain that they do not find them useful; while they still use help at least occasionally, they resort to other problem-solving strategies. In this paper, we analyze audiovisual recordings of people using a computer application, to identify (1) transition patterns among problem-solving approaches, and (2) the frequency of these transitions. Our analysis indicates that people switch frequently between consulting help and exploring the interface. Switching between problem-solving approaches appears to be an effective way of succeeding in tasks. Applications and their help systems can be better designed to support users who switch between help and non-help approaches to solving problems.
内容
コメント
ユーザーがアプリケーションを使う際の(使い方等わからない時の)問題解決の方法を録画し、どのように解決してるかを調査
試行錯誤が簡単ならシステムとヘルプをいったりきたりするのはあたりまえでは?
ChatGPT
この論文は、コンピュータアプリケーションを使用する際にユーザーがどのように問題解決のアプローチを切り替えるかを詳細に分析しています。主な発見は以下の通りです:
問題解決のアプローチ:
ヘルプシステムの利用、試行錯誤(T&E)、過去の成功経験(リコール)の3つのアプローチが分析されました。
ユーザーは特定のタスクで成功するためにこれらのアプローチを頻繁に切り替えます。
結果と観察:
ヘルプシステムを利用した場合、タスク成功率が高かったが、T&Eが最も頻繁に使用されました。
ヘルプシステムからT&Eに切り替えることが有効であることが示されました。
リコールアプローチは非常に成功率が高く、ユーザーが以前に成功した方法を思い出すと効果的です。
デザインへのインプリケーション:
ユーザーがこれらのアプローチを効果的に切り替えられるよう、ヘルプシステムとアプリケーションのインターフェース設計を改善する提案がされています。例えば、ヘルプの履歴や注釈を保存できる機能、アプリケーションインターフェースへのリンクなどが含まれます。
戦略的提案:
ユーザーは問題解決に失敗した場合、アプローチを変える戦略が有効であると提案されています。特に、T&Eからヘルプシステムへの切り替えが成功率を高める可能性があるとされています。
この研究は、ヘルプシステムとインターフェースの相互作用をより効果的にするための設計改善に焦点を当てています。